地盤改良工法「HySPEED工法」
Ground Improvement Method
優和工務店では東日本大震災や能登地震
でも家が傾かなかったHySPEED工法を採用しています
これまでの地盤改良工法には、軟弱地盤をセメントで固める「表面改良工法」セメントの杭を埋め込む「柱状改良工法」そして鋼管杭と言う金属の杭を埋める「鋼管杭工法」の3つが主流でした。しかし、これらの工法にはいくつかの課題が伴います。HySPEED工法は、従来の工法における問題を解決し、より優れた改良を可能にする技術です。また、HySPEED工法を採用することで、液状化現象が発生した際にも水圧を自然に分散させ、地盤沈下を防ぐことができます。液状化で生じた水は、砕石パイルの細かい隙間に入り込み、そこから徐々に排出されるため、一箇所から水が噴き出すことはありません。さらに、砕石パイルが地盤全体をしっかりと締め付けているため、水がしみ出しても地盤全体への影響はありません。実際、東日本大震災や能登地震では多くの場所で液状化が発生しましたが、HySPEED工法を導入した地盤で被害が報告された例はありませんでした。優和工務店ではお客様にさらに安心いただくために、この「HySPEED工法」を導入しています。
HySPEED工法とは?
「HySPEED工法」は、天然砕石のみを使用して地盤に杭を作る改良工法です。この工法では、地盤に掘削した穴に天然砕石を詰め込み、石柱を形成します。天然砕石以外の材料は使用しないため、従来の工法で用いられるセメントや鋼管杭とは異なり、産業廃棄物が出る心配がなく、六価クロムも発生しません。これにより、土地の評価額が下がるリスクも避けられます。人にも環境にも優しく、強度の高い地盤を形成できる工法です。
HySPEED工法の流れ
1.HySPEEDドリル設置
2.掘削
3.天然砕石投入
4.パイル形成
5.完成
HySPEED工法【オーガタイプ】
ピストンバルブ(先端ドリル部分)で施行材(砕石)で突き固めます。ピストンバルブのハンマー転圧機能により、従来の施工時間を大幅に削減します。砕石パイル施工後は基礎工事へと、すぐに取り掛かれます。
※基礎工事は地盤改良部分の強度試験後になります。
施工工程
まず、ドリルによる掘削を行います。
砕石を投入し、ピストンバルブによる側壁圧密と底部圧密を掛けながら地上まで砕石パイルを形成していきます。
この時、砕石は約50センチ単位で強度を確認しながら締め固めるので、施工に狂いがありません。
砕石パイル形成時の転圧作業で水平方向にも圧密が掛かるので、軟弱な地盤の中でも摩擦抵抗の高い丈夫な砕石パイルが造られ、さらに強い底部圧密で砕石パイルを支えます。
砕石パイルの効果と圧密範囲
土粒子や砂粒子が緩く積もった地盤で、粒子同士がお互いにくっついて骨格を作っている地盤は、支持力が弱い地盤です。地震の揺れにより液状化が発生する恐れがあります。HySPEED工法で砕石パイルを形成し、地盤を締め固めることによって粒子間の隙間が減少し、強固で液状化に強い地盤を造り上げることが出来ます。
high-speed construction method
ハイスピード工法の特徴
地震時の液状化をドレーン効果(排水効果)により抑制します。
液状化判定
弊社の液状化判定は、自社開発のSSJサンプラー(特許取得)を使用します。 SWS機を利用して、ボーリング(SPT)並みの採取精度を実現しました。低予算で高精度な液状化判定が可能です。
液状化対策
下の図は弊社の液状化対策工事を施工した様子です。ハイスピード工法による改良に加え、基礎の下とその周りに砕石を敷きつめることにより水の逃げ道を確保します。4号建築物の場合はハイスピード工法のみを施工した場合と比べても、費用はほとんど変わらないことがあります。
液状化対策をしておきたいけど、施工費用の都合がつかない。液状化対応型の「砕石マット」を追加しただけでは不安!そんなあなたに、木造2階建て住宅程度の重さなら、液状化層をすべて改良しなくても、砕石パイルが液状化に有効なことが、 東日本大震災の調査で明らかになりました。そこで、地表面から3.5mまでのライトな液状化対策ができました。※建物安定には別途検討が必要です。
東日本大震災での液状化に耐えたハイスピード工法は、液状化対策を施していない、砕石パイルのみの施工でした。3.5m程度の砕石パイル長で施工範囲を液状化対策工法と同程度に施工することで、施工費を抑えながら、液状化にも強い地盤補強を実現しました。